犬神という葱霊をつくるために犬の首を切るという説があります。
これに関連して面白い話が「松屋筆記」に出ています。
それによると、浄土真宗では、犬神同様にして切った白犬の首を焼いて灰にしたものを御白薬と称し、親鴛上人の遺灰だとして信者に配っているのだといいます。
これを服すると大いなる信心を起こし、身命も惜しまないようになり、財産をことごとく教団に捧げるようになるといいます。
また、苦悶の姿で臨終を迎えた上人も、この白薬をふりかければ福々しい死に顔に変わり、無知なる信者はこれを見て極楽往生の証とありがたがるのだと述べています。
もちろん、これは事実ではありません。
一向宗を既めるために他宗の者がでっちあげた悪意あるつくり話だそうです。
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